お問い合わせ先
独立行政法人日本学術振興会
国際事業部 研究協力第一課
日本-欧州先端科学セミナー担当
TEL 03-3263-1801
FAX 03-3234-3700
Welcome DrinkとWelcome Dinner[3月1日(火)]
講師や参加者は会場に到着したばかりで、初対面同士の者が多かったが、Welcome DrinkとWelcome Dinnerを通して親睦を深めた。
Opening Remarks[3月2日(水)]
欧州側コーチェアのProf. Åke Lernmark (Lund University)の司会で、まずProf. Lernmarkから「免疫学の中でも様々な分野の参加者が集まっているため、基礎的な質問でも積極的に質問してほしい」と、続けて日本側コーチェアの菅村和夫・宮城県立がんセンター・総長から「ハイレベルな講師陣による講義を楽しんでほしい」と激励の挨拶があった。主催者からは、ESFのDr. Jona Freysdottir(ESF Rapporturs & Member of Standing Committeefor the European Medical Research Council)とJSPSの加藤久・国際事業部長が歓迎の挨拶を行った。
Prof. Lernmarkの挨拶 | 菅村総長の挨拶 | ||
Dr. Freysdottirの挨拶 | 加藤部長の挨拶 |
セッション[3月2日(水)~5日(土)]
7つのセッションでは、それぞれ、セッション・チェアの司会のもと、日欧の講師による講演に続けて、参加者によるショートトークが行われた。最初の講演から、質疑応答では次々と質問の手が挙がり、活発に議論が行われた。また、ショートトークでは、審査によって選ばれた日本側12名、欧州側11名の計23名の参加者が自身の研究成果を的確にプレゼンし、その後の質疑応答でも積極的な議論が続いた。
Session 1 | Development of hemato-poietic and immune system |
Session 2 | Immune regulation |
Session 3 | Innate and mucosal immunity |
Session 4 | Immunogical memory and tolerance |
Session 5 | Immune disorders |
Session 6 | Treatment and prevention of diseases Ⅰ |
Session 7 | Treatment and prevention of diseases Ⅱ |
講演後の質疑応答 | ||||
ショートトーク後の質疑応答 |
Plenary Session[3月2日(水)及び5日(土)]
Prof. Jean-François Bach (Hôpital Necker)と岸本忠三・大阪大学・大学院生命機能研究科・教授によるPlenary Lectureが行われた。免疫学における日欧の著名研究者による講演であり、講演後の質疑応答では参加者からの質問が途切れることがなく、時間が足りないほどであった。
岸本教授によるプレナリー・レクチャー後の質疑応答 |
ポスターセッション[3月2日(水)と3日(木)]
ポスターセッションはポスターを入れ替えて2回行われた。ポスターの前では参加者が積極的に議論を行い、会場の部屋は熱気に包まれていた。夕食の時間を過ぎてもポスター会場で議論を続けている参加者も多く、講師からは参加者の熱心な態度に感心する声も聞かれた。Prof. Lernmarkの提案によりワインとチーズが提供されたため、参加者間の垣根がより低くなったようである。
エクスカーション[3月4日(金)]
Kröller-Müller美術館を訪れた。美術館では3つのグループに分かれてガイドと一緒に屋外と屋内の展示を見て回った。合宿型の本セミナー期間中、会場の外に出られる数少ない機会であり、参加者はリフレッシュして楽しんでいた。