日本-欧州先端科学セミナー

日本側参加者による参加報告書(抜粋)

上田 真由美(同志社大学・生命医科学部・講師)

プログラム、セミナー運営全般について
平成22年度日本-欧州先端科学セミナーでは、日本と欧州から世界トップレベルの免疫学者の講師群が参加され、最先端の内容について勉強する事が出来ました。欧州からは、英国、フランス、オランダ、オーストリア、ノルウェー、ドイツなど多くの国から御参加いただき、少し各国の訛りの混じった英語が大変親しみやすく、自分が日本語なまりの英語を話すことを少し誇りに感じられる環境でした。米国では少しコンプレックスに感じる自分の日本語なまりの英語を誇らしく感じたのは今回が初めてであり、世界の多様性、共同性の必要性を学ぶよい機会でした。また、私は眼科医ですが、私と同様に臨床医の先生方も日本側から多く参加されておりました。今回初めて免疫学を勉強された臨床医の先生方もおられたようで、免疫と臨床との距離を縮める大切なよい機会になったと感じております。また、多くの先生方の御講演の中で一番印象に残ったのでは、岸本忠三先生のplenary lectureです。IL-6のクローニングから現在の臨床応用について御講演され、研究を行っている臨床医の夢をそのまま実践された内容でした。日本の免疫研究は世界に誇れるものです。

今回のセミナー参加により、今後欧州との研究交流を進める展望が持てた場合には、その予定について

具体的な共同研究のお話は出ておりませんが、Prof. Bart Lambrechtの“気道上皮細胞によるアレルギー炎症の制御”の研究は、私の研究内容と共通点があり、今後積極的に交流を持ちたいと思っております。